40代直腸疾患(GIST-稀少がん)の超低位前方切除、一時人工肛門、人工肛門閉鎖後の排便障害を中心とするブログ

GISTとよばれる稀少がんを直腸に患った40代イクメンの稀少がん治療や育児や趣味を綴るもの

人工肛門閉鎖から2か月、千葉の病院に行ってきました。

 さて、直腸GISTの摘出から6か月後ということで、今週は千葉の病院に外来に出向いてきました。

 

 排便障害を抱えての千葉遠征だったので不安が大きかったのですが、移動中に漏らすことなく帰ってきました。

 しかし、頻便対策にはかなり気を使いました。

 今回、出発日(外来前日)は丸一日を移動日(朝9時出発、ホテルに16:00到着)とし、外来当日は午前中にCT撮影と大腸外科の診察を受け(13:00に診察終了)、その日のうちに九州に戻ってきました(21:30帰宅)。

 これまでの千葉外来は、前日は出社し仕事を終えた後に千葉へ移動していましたが、夕方以降に頻便になる今の状態では夕刻移動は不安なため、午前からの移動としました。

 

 移動中に軟便の状態になると漏らす可能性が非常に高まるため、遠征前日から食べ物には気を使いました。

 まず、遠征前日は、朝:おにぎり1つ、昼:うどん定食、夜:大根と鶏むね肉の煮物とごはんとみそ汁、と、とにかく消化にいいものを食べることを心掛けました。

 

 出発当日は朝食と昼食は抜き。羽田空港に14:30に着いたので、本当であれば興味のあるショップなどに立ち寄りたかったのですが、いつ訪れるかわからない頻便を心配し、ホテルへ直行しました。

 無事にホテルに到着し、ここで気が緩んでしまいました。前日から節制していた自分に限界が来てしまいました。夕食もうどんなど消化の良いもので軽く済ます予定だったのですが、関東に来るとどうしてもラーメンを食べたくなるのが私の悪い癖。何かに背中を押されるようにラーメン屋に入ってしまいました。ラーメン大盛とチャーシュー丼を食べ、食欲に火が着いた私はコンビニでアイスとシュークリームを買って帰るという暴挙に出てしまいました。

 ホテル到着後、コンビニデザートを食べた私を待っているのは、地獄の頻便(漏れ)です。19:00から始まった頻便は、結局夜中の2:00まで続いたのでした。ホテルの隣の部屋の方、夜遅くまですみませんでした。

 

 翌日は診察でした。CTの結果、再発はなし。今後の予定を相談し確認すると、続いて排便障害の確認に。私の今の状態は主治医に言わせると「まあまあ。」という状況だそう。もっと状態のいいひともいるし、悪い人もいるという状況のようです。主治医の先生も「まだ人工肛門閉鎖後2か月だし、この先、徐々に良くなっていくから!」という言葉をくださり、内心「本当かなあ。」と思いつつも勇気づけられたのでした。

 この日も朝食・昼食は絶食。頻便兆候があればもう一泊千葉に泊まろうかとホテルを仮予約していましたが、前日排便し尽くしたのか、頻便兆候がなかったため、とりあえず羽田へ向かい飛行機に乗ることに。着陸後も自宅までは3時間近くかかるため、調子が悪ければ空港近くで泊まる予定でしたが、頻便兆候がなかったため、自宅まで帰ることにし、自宅へ無事到着したのでした。自宅についてからようやく最初の食事を終え、その後頻便状態となり、1日を終えたのでした。

 

 「食べなければ、排便もない」ということを理解したのですが、「いかに自分が俗な人間なのか。食べるのを我慢できない。」ということも痛感した2日間でした。