40代直腸疾患(GIST-稀少がん)の超低位前方切除、一時人工肛門、人工肛門閉鎖後の排便障害を中心とするブログ

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ABEMA地域対抗戦(将棋) 九州パブリックビューイング参加(2024/2/10)

超久しぶりのブログはがん闘病とは全く関係がありません。

タイトルの通り、ABEMA地域対抗戦(将棋) 九州パブリックビューイングに参加したので内容や感想をブログに残します。

 

参加したのは2/10、THE SHIPで行われた九州vs関東Bのチーム九州応援のパブリックビューイングです。

 

開場は17:30だったのですが、一本早い電車に乗れたので、当日は16:45頃到着してしまい、一番乗りとなってしまいました。THE SHIPさんの店頭には地域対抗戦のフラッグが掲げられており、この時点で少しテンションが上がります。

 

17:00過ぎ辺りから、ちらほらと参加者が集まりだし、17:30開場です。開場前に水町みゆ女流初段、豊川孝弘七段、中田功八段の順番で会場入りするお姿も拝見できました。参加者があいさつすると皆さんご丁寧に挨拶を返して下さり、いきなり好感度上昇です。

先に書くべきでしたが、私は将棋に関してマイルドなファンです。こういうイベントには初参加です。大盤解説会などにも行ったことがなく、棋士の方を生で拝見するのも初めてです。「テレビに出ている方って実際は偉そうににしている方が多いんだろうなあ。実際に棋士ってめちゃくちゃ偉い方の集まりだし」なんて考え、少し怖がっていたのですが、そんなことなさそうな感じですね。

 

受付後、うちわを1つ取っていいということで、私は佐藤天彦九段のうちわをゲット、これはうれしい。ただ、早いもの順でなくなっていきますので、お目当ての棋士のうちわが欲しい方は少し早めに到着されたほうがいいかもしれません。

いやあ、うちわ、かわいい!山笠を曳いてるのも天彦先生ってとこがいい!

 

ただ、THE SHIPさんの店先はそんなに広くない道路ですので、あまり早くから集まりすぎると周辺の方の迷惑にもなりえるので、少し難しいところかな。整理券配布とかできればいいんですが。

 

THE SHIPは二部屋に分かれており、まずはどちらの部屋を選択するかで悩むことになります。スタッフの方に「どちらの部屋が棋士の方がよく観れますか?」と聞いたところ、「棋士は行ったり来たりします」ということでしたので、奥の部屋に入ることにしました。ほんの少しだけ奥の部屋のほうがゆったりしているように思えたんですが、どうだったんだろう。

でも棋士の方をより多く見たいのであれば私の選択は誤りだったかな。入口側の部屋のほうが多く観れると思います。ただ、参加棋士の方もABEMAスタッフさんも気を使ってくださるので、奥の部屋でもそこまでの不満はありません。水町先生だけは入口側にいらっしゃることが多かったかな。なので、特に女流棋士の方を多く見たいという方は入口側のほうがいいのかもしれません(次回どうなるかわかりませんが)。

 

で、受付でドリンクチケットが渡されますので、早速ビールと引換に行きます。チケット渡して、ビールをもらうと、ドリンクチケットも返されました。「なんで?」と思っていると「あと2杯飲めますよ」と店員さんが!これにはびっくりしました。これ計算バグってないかな?次回からはドリンクお代わり回数減るかもしれませんが、もし今回同様3杯飲めるチケットだったら本当にお得です。これだけで2500円分くらいしますから。椅子の上に準備されたハッピを着て、ビールを飲みながら、お隣さんとおしゃべりしながら過ごします。皆さんとても優しくておしゃべりしやすい方ばかりでした。

 

で、奥の部屋はこんな感じです。狭いですが、狭すぎるということはありません。おしゃれです。店員さんも親切な方ばかりでしたので、普段使いにもよさそうです。

私の席は奥の部屋の入口付近、この辺りが一番テレビに映りにくい位置です。抗がん剤服用中で会社にも迷惑をかけながら働いている私としてはあまりテレビに映りたくなかったので、結果オーライでしたが、テレビに映りたい方はこの辺りはお勧めできません。

皆さん席に着いたあたりで、ABEMAスタッフさんが挨拶に来てくださり、場を和ましてくださいます。この日参加したのは県外の方も多く、兵庫・愛知あたりの参加者もいらっしゃいました。すごくないですか?

 

18:00を過ぎてしばらくしてから、参加棋士の方の挨拶があり(安心してください、参加棋士は奥の部屋にも挨拶に来られます)、オープニングの撮影のリハーサルが始まります。こういう経験も初めてでしたので、とても新鮮で楽しかったです。

今回の参加棋士は、中田功八段、豊川孝弘七段、水町みゆ女流初段。すごくないですか?個人的にはこれまでの4戦の中では最高の組み合わせです。

ABEMAスタッフさんも終始親切で優しいんです。「テレビスタッフってカメラが回ってないところでは横柄なんでは?」などと先入観を持っていたのですが、大間違いでした。

面白かったのは関東B側のオープニングのリハーサルも観れたところ。「あっちはあんな感じでリハーサルしてるんだ」と結構楽しく観れました。

奥の部屋のモニターの音声が途切れ途切れになるというちょっとしたアクシデントとがありましたが、ほとんど時間もかからずABEMAスタッフさんが別のスピーカーを準備してくださり、トラブル解決。百戦錬磨なんでしょうね、さすがです。

早速ビールをおかわり。入口側の部屋では中田先生が食事をとられていました。入口側の席ではこういうのも結構見れたのかもしれませんね。ただ、コミュ障の私としては目のやり場に困ってしまいそうです。

 

で、19:00を迎え、放送開始です。オープニングが終わり、1局目から。ここで、中田先生が奥の部屋の真ん中にお座りになります。マイクも持っておられるので、声も十分聞こえます(広くないので、マイクなしでも声は聞こえますが)。いやあ、中田先生、本当に優しいし、私のようなマイルドファンにもコアなファンの方々にも気を遣ってみんなが楽しめるようにお話をしてくださります。なんでだろう、マイルドファンの私の中では「中田先生ちょっと怖そう」と先入観があった(見た目かなあ、アウトレイジとか出てきそうな感じだし)のですが、全く正反対、こんな優しい方とは思いませんでした。質問にも答えてくださいます。参加者の独り言も拾ってくださったりもします。奥の部屋12人だけのために中田先生がお弟子さんの対局の解説をしてくださる、棋風や性格についても触れてくださるということで、こんな幸せな時間、なかなかないです。

 

で、これはあまり書かないほうがいいのかもしれませんが、対局終了間際にABEMAスタッフさんが動き始めますので、ここで、勝敗がわかってしまいます。ABEMAスタッフさんもプロなので、大勢決した時点で動き始めますので、それほど気になりません。ただ、最後の最後まで勝敗の行方がわからないという時は、ちょっとネタバレ的になってしまいます。今回、1局だけそういう場面がありました(私は全然気になりませんよ^^)。

ちなみに最終対局だけは、対局開始前に「勝ったらこんな感じ、負けたらこんな感じで行きましょう」と説明を受けたので、最後まで勝敗は分からずでした。

 

そんなこんなしてると食事タイム。

食事はこんな感じです。十分な食事!思っていたのと全然違います。募集の時に「軽食付」とあったのですが、最後にデザートのプリンも出てきます。これ軽食の範疇かなぁ?私にしてはちゃんとした食事でしたが。次回以降もこんな高いクオリティで行くの?クオリティダウンしても許せる範疇です。フィッシュチップは揚げたてです。そして全部美味しい!

カメラなどが入り、いつもよりも狭いと思われる空間を店員さんが観戦の妨げにならないよう、きっちり提供してくださります。ここでもプロの仕事が見られます。

食事は何組かに分けて提供されます。後で考えたのですが、ひょっとして食器類が足りていないのかな?でも手際はいいです。「今から食事出していいですか?」と食事のタイミングは聞きに来てくれます。

 

第1局、古賀先生が勝利して中田先生もご機嫌の中、部屋間を棋士が交代します。第2局は豊川先生が奥部屋ご担当です。「おじゃマンモス」の声とともに入ってこられました。生おじゃマンモスを聞けるだけで、マイルドファンとしては興奮です。

私の先入観とは逆で、豊川先生は中田先生よりは口数少なめ、将棋をじっくりご覧になられています。適度にお話をしてくださり、質問があれば答えてくださる感じです。

 

この後は対局ごとに中田先生と豊川先生が交代される感じです。水町先生が奥の部屋に来られるのは25%くらいの時間かなあ。口数は少なかったです。全体の空気を読んでおられる感じでした。かなり盛り上がっていましたから、あまり空気を変えたくないという感じだったように見受けられました。

 

天彦先生-森内先生の対局後の控室で、深浦先生が「間違いなく師匠が大喜びだったよ」とおっしゃった場面のくだりを画面で観てツッコミを入れる中田先生、最高でした!

当日のパブリックビューイングはどなたが参加されるかわかりませんが、こういうのにあたると参加者はとても嬉しいので、控室ではその日いらっしゃらない棋士のことも触れてくださると楽しいです。

 

中田先生は途中からワインにチェンジ、フライドポテトを注文され、参加者に「良かったら皆さんも召し上がってください」と。ここまで気遣いしてくださるんだ!と感動ものですね。私は恐縮で手を出せませんでしたが。

 

終盤になり、モニターに「長時間無操作がないのでまもなくシャットダウンします」と表示され、参加者が戸惑っているところ、豊川先生がさっそうとスタッフに伝えに行ってくださって事なきを得た場面なども印象深かったなあ。

また、最終局、天彦先生の完勝を中田先生のお話付きで観戦できたのは珠玉の時間でした。

 

先生方の楽しいお話は盛りだくさんでしたしたが、ここでは割愛します。書かないほうがいい話も多く聞けましたし。しかし、12時過ぎまで、休憩なく対応された先生方、本当にすごいです!激務となり、相当しんどかったはずだと思います。きつかっただろうなあ。またいらしてくださるかなあ。ぜひいらしてほしいなあ。

 

放送がすべて終わり、拍手に包まれた会場で最後にサプライズが!プレゼントじゃんけん会です。幸運にもプレゼントゲットできました。ずっとくじ運が悪かったのはこの日のためだったのか!めっちゃうれしい!収容人数が少ないですから。今回は参加者の4割以上の方がプレゼントをゲットできたんじゃないでしょうか。

 

で解散。お見送りも皆さん親切にしてくださりました。おもてなし感すごすぎ。本当に幸せな時間でした。

 

チケット1万円。高いか安いか、価値観次第ですが、私にとっては結果的には安かったです。倹約家の私、正直参加するかどうか迷いました。申し訳ないのですが、直前までブッチすることも考え、クレジット清算は期限ぎりぎりの実行でした。

 

今回のパブリックビューイング、間違いなく主催者側は赤字です。ABEMAさんが一身に赤字を負担しているのか、将棋連盟さんも赤字の一端を負担しているのか、分担はよくわかりませんが。さすがにお店が赤字になっていることはないと思いますが、利益はほぼないでしょう。金銭面だけでなく、参加棋士の皆さん、ABEMAスタッフさん、お店の方、激務だったと思います。

それでも申込み期限が延長になった会場もあるようで、定員割れしている会場もあるんでしょうか。これ、行かないのはもったいない。

そして、次戦からはさらにリーズナブルなプランも用意されるようですが、これ、本当に大丈夫なのか心配になります。

 

参加者の方は棋力は聞けませんでしたが、観戦されている様子からかなりお強い方が多くいらっしゃったと思います。また、観る将の方も多かったと思いますが、観る将の方はガチ勢が多かったように見受けられました。みんな本当に詳しい。そんな中でマイルド勢としては少ない参加者だったと思いますが、十分楽しめました。マウントを取るような参加者がいなかったのがラッキーでした。将棋ファンの方は良い方が多いのでしょうか?こじんまりしているので、マイルド勢のデビューには持って来いだと思います。

 

本当にスタッフの皆さんのホスピタリティが素晴らしかった。中田先生・豊川先生が本当に紳士でファンになりました。また、九州で休日でお二人が参加されるイベントがあれば参加してみたいです。沼ってしまうかも…。

そして、水町先生、かわいかったなあ。でも、今のご時世、本人に「かわいい」と言うとコンプラに抵触する可能性もあるんでしょ?

うちの娘たちも水町先生のように育ってほしいけど。将棋教えようかなあ。さっそくウォーズのアバターを水町先生に変えました。

会場では恥ずかしくて、主戦法アヒル囲いとは言えませんでした…。でも今更他の戦法覚える気力もないし。そもそも角を交換するようなサイコパスな将棋は私には無理。

 

会場を出たのは0:30頃でしたでしょうか。春節ということもあり、福岡市内のホテルは暴騰、東横インなどちょくちょく空室が出ないか見ていましたが空きも出ず、インターネットカフェも満室。当初はカラオケボックス4300円で過ごそうかと思いましたが、「あと5時間くらいで電車が出るのであれば」ということで、結局24時間オープンのファミレスでネット麻雀を打ちながら時間を過ごしました。麻雀打ちながら寝落ち寸前でしたが…。ありがとうジョイフル。

 

最後までお読みななる方はいらっしゃるかな?もしいらっしゃったら乱文乱筆に付き合ってくださりありがとうございました。

 

[追記]

ブログを読み返しながら、奥部屋の良さを発見しました。奥部屋はABEMAスタッフさんや店員さんが用事のない限り入って来られません。

ですので棋士の方と12人の参加者でほとんどの時間を過ごすことになります。ゆったりと過ごせます。気は遣って下さってるとはいえ、スタッフさんや店員さんが動かれていると気が散ることもあるのではないでしょうか。

奥の部屋はそういうのが少ない点で楽しめたというのもあるのではないかと思います。

 

 

 

寝室のベッドに移動しました。

パットをつけなくなって3か月弱が経ちました。
 この3か月間で、自宅で油断した時に2度ほど、ほんの少しだけ下着を汚すことがありましたが、最近はその心配もなくなってきました。
 今は、次女よりも早くオムツ(パット)が外れたことに何とも言えない喜びを感じています。
 回数も1日に10回以内に収まることがほとんどになってきて、随分改善を感じます。本当は1回あたりのトイレの時間をもっと長くすると回数自体は減るのでしょうが、トイレにじっとしているのも性に合わないので、今のやり方がベストかなと。

 今月頭に半年ぶりのCT検査を受けてきましたが、幸い再発なし。CTが近づくと再発の恐怖でだんだん憂鬱になり、結果を聞く直前は心臓がバクバクです。しかし、今回再発なしのおかげで、また半年間はのんびり生活できます。

 そして、一昨日から寝室で就寝することにしました。今まではずっとトイレに一番近いリビングと続いているの子どもの遊び部屋にマットを敷いて寝ていましたが、トイレまで我慢できないということがなくなってきたので、やっと寝室に移ることができるようになりました。ガチャガチャしている子どもの遊び部屋に寝なくてよくなったので、気持ちが清々しいです。また、リビングと続いている部屋もマットがなくなってスッキリしてうれしい限りです。

 食べ物もなんでも食べれるようになりました。食べる量も病気になる前と同程度に戻りました。カレーもビールも担々麺も大きな問題にならなくなりました。そしてコロナの影響もあり、運動不足になってしまい、この1年間で体重が10kg増えてしまいました(1回目の手術の前の体重に戻ってしまいました)。
 そういえば、去年の今頃は腸閉塞が心配で口にしなかったタケノコも今年はがっつり食べました。

 欲を言えば、「もう少しだけ改善してほしいなあ」という思いですが、今後さらなる改善はあるのかなぁ。

パットのない生活が2週間を過ぎました。

パットのない生活が2週間を過ぎました。

「なんじゃ、その程度でブログ更新か?」と言われそうですが、私にとってはとても嬉しいことなんです。こんな日が来るなんて思いませんでした。

 

これに伴って、陰部のかゆみもほとんどなくなりました。再発予防のため、清潔に、蒸れないように保つことを心掛けます。

 

それにしても、昨今のトイレットペーパー品薄問題には、排便障害を抱える私としてはいろいろと考えさせられました。

未だにトイレ回数が1日に5回以内ということがほとんどなく、1日に10回を超えることも多いため、トイレットペーパー品切れは致命傷になります。いつも24ロールは確保するようにしていますが、24ロールなんて1カ月ちょっとで使い切ってしまうので、それでも不安なくらいです。

実は、今回トイレットペーパーが一時的に不足することは多少予想していました。それで、予め買い足していたので、今回の騒動には巻き込まれませんでした。

 

おしりふきも不足してますね。最近おしりふきを使うことはほとんどないので、私にはほとんど影響しないですが、「これが1年前の出来事だったら・・・」と冷や汗が出てきます。むすめがまだおしりふきを使う時があるのですが、しばらく購入できなかったとしても、私が使う予定でストックしておいたおしりふきで事足りそうです。

 

次に不足するのは、iPhoneといううわさが・・・。万一今使っているスマホが壊れて、スマホがない生活になるのはこわいなあ。

ということで、今のスマホ買う前に使っていた古~いスマホを取り出してきて、一応動作することを確認しました。

 

支離滅裂なブログになってしまいました。まあ、パットが外れて気持ちが舞い上がってるから仕方ないです。

パットのない生活が7日目を迎えました。

 今日のブログの内容は「タイトルがすべて」で、内容として追加することもないのですが、パットをつけない生活が7日目を迎えました。

 

 最近は漏らすこともなく排便障害も落ち着いてきていましたが、夜間はどうしても怖くてパットをつけて就寝していました。しかし、グリベックの影響もあるのか、パットによる蒸れが原因と思われる湿疹ができてしまい、猛烈なかゆさに悩み、いっそのことパットをつけるのをやめるという決断をしたのでした。

 

 今のところ漏れなし。怪我の功名というべきか、湿疹のおかげで排便障害に対してさらに強い自信を持つことができました。ただ、パットという保険がないのでトイレには早めに通うようしていますおり、若干トイレ回数は増えたかもしれません。

 

 「かゆみは?」といわれると、完全には治っていませんが、少しはましになってきました。場所が場所だけに、気軽に皮膚科に行きにくいのですが、長引くようであれば皮膚科を受診します。

 

 前回ちらっと書いたお尻の出来物の痕は安定しており、現時点では痔瘻にはなっていない模様です。このままうまくいけばいいのですが。

 

 白血球が低いので新型コロナウィルスに気になるところですが、もう睡眠時間をしっかりとるくらいしか対策が考えられません。しっかり寝ます。

 

モンベル(mont-bell) トラベルキットパックを買いました

  最近、財布の中はクーポンだらけ。捨ててしまいたいところですが、捨てると直後に「とっとけば良かった」と後悔することもしばしば。そしてポイントカードの類。逆にポイントカードは極力財布に入れないようにしてますが、こちらは「持っとけばよかった」と思うことがしばしば。

 カバンの中もいろいろと煩雑。まずはガジェット関係。スマホ用イヤホン、モバイルバッテリー、スマホ充電器などなど。

 そして、排便障害用グッズ。もう漏らす恐れはほとんどないと思っていますが、念のためにパットとおしりふき、替えの下着を一つの袋に入れてカバンに忍ばせています。

 カバンの中にはその他にも、有料レジ袋料金をけちるためのエコバックなどなど。

 

 とにかく持ち物が煩雑。

 

 ということで、なんとかしたいと考えていたところで見つけたのが、モンベルのトラベルキットパック。昨年レインウェアを買ったときに溜まったポイントを処分しないといけない時期が来ていて、カタログを見ていて見つけたのがこれでした。

 そうそう。このポイント、本当は防水グローブを買う足しにしたかったんですが…。先日の急な出張の時に立ち寄ることができたアウトレットショップでグローブを安く買えたんですが、ポイントカードを持参しておらず・・・。この反省もあり、トラベルパックが欲しくなっていたのです。

 

 で、届いたのがこれです。

 入れたいものを全部詰めましたが、ナイロンに柔軟性があるので、きれいに収まりました。

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 開けてみると。メッシュポケットと小分けポケットがあり、メッシュポケットにはモバイルバッテリーやイヤホンなどのガジェット類、ボールペンなどの筆記用具、そしてエコバックが収まります。小分けポケットにはポイントカードの類やクーポン類、そしてまだ余裕があるので薬をしのばせておくことに。

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 そして、小分けポケットの裏に大きなポケットがあり、そこにパット、おしりふき、替えの下着、そして処理用のビニール袋がちょうどいい感じに収まります。このポケットは見えない部分に入るのでとてもうれしい限りです。

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 たわいないことですが、良い買い物ができたので、うれしくてブログに書いてしまいました。

 

 今週、おしりにできものができてしまい、病院で切開してきてもらいました。切開前も後も痛かったです・・・。ネットで調べる限りは痔瘻の症状に近く、もしも痔瘻であれば後々手術が必要になります。

 痔瘻…。心当たりはあります。下痢をしやすい人が良くなるということですが、人工肛門閉鎖後1年間、ずっと下痢してますから。仕方ないのかもしれません。

 ドクターは「明らかな痔瘻の所見はないため、様子見」とおっしゃってくださいましたが、どうなることやら。再発して痔瘻が確定することがないことを祈るのみです。

 

東北地方へ緊急出張

 

 今このブログ書いているのは土曜日の昼過ぎ。出張帰りの電車の中です。

 

 今週は緊急出張に行ってきました。今回はそのことをブログにします。

 

 寝不足の木曜日。この時期は毎年寝不足気味になります。NFLアメリカのアメリカンフットボールリーグ)がプレーオフ(決勝トーナメント)に入っており、NHK -BSが全試合録画放送してくれますが、前日深夜に録画していたものを観てから就寝するのが日課になるためです。

 水曜日の夜もアメフトを観て就寝したのが22:00過ぎ。不運にも夜中の1時〜3時までトイレ通いが始まり、いつも通り5:30起床で通勤したため、実質の睡眠時間は5時間くらい。

 そんな木曜日の朝11時過ぎに、仕事の都合で「明日の朝、東北某県の事務所に来てくれないか。現物見ながら緊急で相談したいことがある」との連絡を受けました。

 

 うーん、業務の都合的には出張行っても大丈夫。問題は、トイレ問題だけ。やっぱり飛行機での移動中は絶対に漏らしたくないですし。

ということで、自問自答開始。「えーと、昨日の夜はご飯おかわりしたなぁ。それにアメフト観ながらポテトチップス1袋全部食べてしまった。ポテトチップスと一緒にアイスも食べてしまったなぁ。これは危険。・・・でも、昨日は深夜2時間のトイレ通いで全部出し切った感があるし、朝小さめのおにぎり3つ食べただけだから、昼ごはん抜けば仙台まで排便兆候なしで行ける可能性が極めて高いなぁ」

 ということで、緊急の出張要請を受けることに。バタバタと準備をして、着替えとグリベック抗がん剤)を妻に会社の近くまで届けてもらって出発です。九州某県の空港から飛行機を乗り継いで問題なく仙台空港到着。そして仙台駅へ。

 本当は夜のうちに事務所近くまでたどり着いておきたいところですが、やっぱり遅い時間になると排便障害が少し気になってきます。

なので、明朝早くから移動することに決め、仙台宿泊。

 難しいのは夕食問題。あまり食べ過ぎると次の日の昼間に悪影響が出る。かといって食べる量を減らし過ぎると今日の夜出るはずのうんちが出ずに翌日の昼間に持ち越すことになるため、この状態が最悪。「昨日の食べ物や排便状況を分析した上で、ちょうどいいものを食べる」というのがポイントなんです。

で、選択したのがこれ。

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煮干しラーメン大盛、チャーシュートッピング、ライス付き。

 一見、「欲望のおもむくままに食べてるだけだろ!」と突っ込まれそうですが、「いえいえ、分析とおりなんですよ」と。このラーメン美味しかったなぁ。

 

 そしてホテルへ。あれ?思ったほど出ない。大量に食べたのに夜排便がないというのは翌日のことを考えると最悪なことですから。

 少し焦りますが、「夜中に来るパターンだな」と諦め22時過ぎに就寝。

 そして夜中の1時過ぎに目が覚め、予想通りにトイレタイムスタート。トイレに3分くらいこもり出せる分を出したらベッドでゴロゴロしながら待機を5回くらい繰り返し、約2時間で全部出しきり成功です。

 

 翌金曜日は5:45に起床。実質睡眠時間は5時間ちょっとか。ロングスリーパーの私には辛い。パパッと準備を済ませ移動開始。自信があった通り、トイレ兆候もなく無事移動完了。まあ、トイレ兆候あっても大丈夫なんです。鈍行なのに多目的トイレを設置してくれてます。JR東日本は本当にすごい。特急にすら多目的トイレを設置しないJR九州は是非これを見習ってほしい。

 そしてコンビニで買った小さめのカツサンドだけ食べて、仕事。って、あれ?簡単に解決しちゃった。11時過ぎには仕事終わってしまい、帰路に着くことにしました。夕方まで事務所で仕事して仙台宿泊、牛タンつまみながらビール飲む予定だったのに。

 

 さて、去年は同じような状況では、午後の飛行機は怖いので新幹線で仙台から九州から移動してました(途中大阪あたりで宿泊)が、夕方までは飛行機に乗るのも苦にならなくなってきたので飛行機で帰ることにします。自宅近所の空港に着くのは・・・、飛行機を乗り継いで20:00過ぎ、そこから高速バスで1時間、これは無理。逃げ場のない高速バスに20時以降に乗るのはかなり危険。

 ということで、福岡空港まで行き、そこから電車で約2時間かけて帰宅することに。これだと自宅に20:30に着く。最悪体調が不安だったら、博多で泊まればいい。

 ということで仙台空港から福岡空港へ。もともとマイナー路線の小さな飛行機の小さな座席なのに、隣の中国人に肘掛を独占され、窮屈な思いをしながら2時間以上、ようやく着陸かと思ったら、強風のため着陸を一旦諦め、上空でタイミングを待つことに。

 あぁぁぁ、20:30に自宅に着けない。1本逃すと自宅に着くのが1時間近く遅くなる。これ無事にうちに着く自信ない。自宅に帰るの諦めて博多に泊まって帰ろう。

 まあ、飛行機が遅れたお陰で、福岡空港でロケする大泉洋さんと小池栄子さんを見ることができたんで、ラッキーラッキー。(搭乗出口付近でマスコミが誰かが出てくるのを待ち構えているのを見て、「さっき飛行機で隣に座っていた中国人が実はVIPだったのかな?えらい態度でかかったし、IPadで全員ラーメンマンのような髪型したヘンテコな時代劇みてたし、有名な監督か役者なのかな」なんて考えながら見ていたら、ゲートから出てきたのが大泉洋さんと小池栄子さんでびっくり!)

 で夕食は、今日は朝カツサンド1個しか食べてない。ってことで、しっかり食べることに。

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 1人もつ鍋ができるお店でモツ鍋です。ビールも飲んじゃいます。空腹でのビールは最高でビールおかわり。カイジの気分を味わうことができます。

 でホテルへ、昨日のラーメンとご飯はうまく消化されてお腹にあまり残っていないのか、トイレ兆候なく、テレビでやっていたカイジを観て23:00就寝です。

 で、やっぱりモツ鍋とビールが簡単に私を許してくれるわけもなく、夜中の1時から3時過ぎまで、トイレとベッドの往復。うんちはほとんど出ずにガスがメイン。ビール飲むとこうなっちゃいます。もう慣れっこです。次の日は休みなので焦りもありません。

 で、土曜日は8時起床。実質睡眠時間は7時間くらい。私には少ないけど、まあまあか。

 東横インの朝食は無料ってことで大したことがないことがほとんどなのですが、今回泊まった東横インは内容良かったです。

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焼きラーメン?焼きちゃんぽん?をしっかり食べ、念願だったマリノアシティのモンベル アウトレット店の調査に行って(念願の防水グローブをアウトレット価格で購入しました)ただいま帰宅中です。

 昨日の夜の脂+ビール、今朝のがっつり食事をもろともせずに無事自宅に到達できそうです。

 

 今回の出張はかなり自信になりました。結構しっかり食べましたが、夜のトイレ通い以外は問題なく過ごせました。まあ、金曜日に自宅まで辿り着けなかったのは残念でしたが、この程度のことは仕方ないです。

 

 博多モツ鍋といえば、以前ブログにした「排便障害人生最悪の日」に食べたものです。

 

mainichidaikichi.hatenadiary.jp

 

あの頃に比べると、本当に良くなった。感謝感謝です。

人工肛門閉鎖からもうすぐ1年です。

久しぶりのブログ更新です。

人工肛門閉鎖から6か月目、10か月目、昨年末、いろんな節目で「ブログを書こう書こう」と思いながら、なんとなく気が乗らずダラダラしていました。

 

人工肛門閉鎖からもうすぐ1年経ちます。その後の状況などをアップしたいと思いま

す。

 

GISTのその後

 GISTに関しては、再発を予防するためにグリベックという抗がん剤を毎晩飲んでいます。再発や転移がないか調べるために半年に1回CTを撮っていますが、今のところ再発なしです。

 

排便障害の状況


 結果から書くと、最初は地獄の苦しみを味わった排便障害も、随分改善されました。本当にありがてえこってす。

 最近はよほどのことがないと漏らさなくなりました。漏らさなくなってお尻に痛みを感じることもなくなりました。「よほどのこと」というのは、お腹の調子が悪い時にトイレがすぐ使えない時です。それもパットに少しつくかどうか程度なので、以前ほど深刻ではありません。
 こないだあったのは、近所に買い物に出たときに便意を催したため、公園のトイレに駆け込もうとしたら、その日が超VIPが近所にいらっしゃる日で、警官から「テロ対策で今日はトイレ使えません」と追い返された時…漏れちゃいました。

 人工肛門閉鎖から最初の7か月間はとにかく神経質になってましたが、「随分よくなったなあ」と感じることがたまにあって、これまで3回大きな改善を実感する機会がありました。

 最初に「ああ、少し良くなったな」と感じたのが8月中旬。「しばらくの間は絶対に漏らさない」とわかり始めたため、ホテルの大浴場に入ることができた時でした。

 次に「しっかり管理すれば絶対大丈夫」と自信を持ったのは10月のことでした。ラグビーワールドカップを3試合観戦しましたが、いずれも夜の試合。日本-スコットランド戦にいたっては試合終了が22:00。いつも夜お腹の調子が悪くなるため、「最後まで観戦は無理かなぁ」とあきらめ半分でしたが、前日から食事を控え気味にし、下痢止めを予防的に飲むなどして、しっかり管理できたのが大きな自信になりました。

 そして、12月中旬。「もうパットいらんやろ」という時間帯が増えた時です。パットをつける時間が随分短くなってきました。「もしかしたら、、、」と心配なときは念のためパットをつけますが、漏らすことはなくなってきました。

 仕事もほとんど休まずに行けています。4月からの9か月間で、通院での有休取得日が4日、家の用事で2日休み、体調不良(ずる休みに近い)での休みが3日、ということで、この9か月間で自己都合による有休を9日しかとらずに乗り切ることができました。出張で工事現場の点検などに出向いたりしますが、トイレのない現場でも全然問題なく過ごしています。「食事管理さえしっかりしておけば」トラブルが起こることはほとんどありません。

 子どもの幼稚園の行事もすべて問題なく参加することができました。運動会、お遊戯会、問題なしです。

 

いまだにダメな食べ物

 基本的に何でも食べられるようになりました。最初は腸閉塞がこわくて食べることができなかったきのこや海藻、タケノコなどの根菜も最近は気にせず食べるようになりました。辛い物や揚げ物も気にせず食べます。私の胃腸は香辛料や油物には強いようです。こないだはケンタッキーのオリジナルチキン3本とカレーライスを夕食に食べましたが、トラブルはありませんでした。

 しかし、どうしても排便状況を悪くしてしまうものが2つだけあります。博多系豚骨ラーメンとビールです。

 豚骨ラーメン以外のラーメンはそんなに大きな問題はありません。かなり辛めの担々麺を食べても大丈夫です。でも豚骨ラーメンだけは本当にダメです。食後4時間後くらいから強烈な下痢が始まります。これは漏れてしまいます。「油物はそんなに悪くないのに・・・、」と疑問でしたので「麺に入っている"かんすい"が原因かな?」と考え、先日久しぶりに博多系豚骨ラーメンに挑戦した時にはスープは全部残し、麺と具材だけ食べたのですが、この時も4時間後から激しい下痢に。やはり私の胃腸はかんすいに弱いようです。

 ビールは炭酸がダメです。下痢というよりはガスが出るのがつらいです。これは感覚的なものなので表現しづらいのですが、ビールを飲んだ後はおならは出やすいのですが、ビールを飲んだ後だけは本当に気持ち悪い(おしりに違和感を感じる)感じのおならがでます。でも好きなのでビールは飲みます…。

 

薬など

 ミヤBMという整腸剤は毎日飲んでいます。「絶対に失敗したくない」という時だけ予防的にロペラミドという下痢止めを飲みます。効き目はよくわからないのですが、お守りみたいなものです。ロペラミドを飲むのは月に1回くらいです。

 最初のころは排便後にサニーナを塗っていましたが、肛門に痛みがあることが少なくなってきたので、サニーナはすぐに辞めました。アズノールという塗り薬は人工肛門閉鎖後半年間くらいは使っていましたが、肛門がかぶれることもなくなってきたため、全く使わなくなりました。

 

今思うこと

 こんなブログですが、アクセスしてくださる方もいらっしゃいます。最近はブログを更新しなくなったためかアクセス数も少ないようですが、それでも1週間に1日くらい、50件くらいのアクセスが急にあることがあります。このような方は「GISTなどについて検索した結果私のブログにたどり着いてくださった方かなあ?」と考え、そう考えると「まじめにブログを書こう」と考えていました。そして病気に関係すること以外のことは書くのを極力控えてきました。もし病気に関して調べてくださった方がこのブログをご覧になられたとしたら、病気以外のことが煩雑に書かれていると見づらいかなと考えていました。

 しかし、病気のこと中心に書くのは今回で終わりです。次回ブログを書くとすれば、日記のような雑記としたいと思います。「排便障害もひと段落つき、GISTも再発しない限り、これ以上書きたいことがない」ためです。

 人工肛門閉鎖後の生活を心配する私に、GIST摘出を行った千葉県の病院でも、人工肛門閉鎖を行った地元の病院でも、看護師が同じことを言いました。「排便障害に関してブログや掲示板から得られる情報を気にしすぎないように。状況が悪い方が書き込むケースが多いように思える」。この話が当てはまっているのがどうかわかりませんが、私も状況が良くなるにつれ、病気についてブログを書くのが億劫になってきました。ブログを始めた当初、気持ちを文章にすることで、気持ちを落ち着けていた気がします。しかし、今は病気のことを考えるのではなく、もっと新しいことにチャレンジしたいという気持ちのほうが強くなってきました。なので、病気に関するブログは今回でひと段落です。

 肛門温存か、人工肛門か、この選択ができる場合、「どちらの選択がいいのか?」今でも結論付けることはできません。人工肛門のころはやはり煩わしさがありましたが、「漏れ」に対する心配ははるかに少なかったです。「人工肛門だったら、もっと外に自由に遊びに行けたかなあ」と思うことも多いです。ただ、私の場合は人工肛門時代にいまいち装具があっていなかったためか、体質的な理由からか、肌トラブルを起こしたこととストーマ部の閉塞を経験しましたので、人工肛門の辛さも味わってしまいました。そう考えると、「肛門温存で正解だったかな」と思うことも多いです。

 肛門温存か、人工肛門か、正直どちらも不本意です。でも、「どちらになったとしてもなんとでもなる」という気持ちもあります。人工肛門閉鎖後の生活はどうしようもなく不便でしたが、徐々に良くなる排便障害の状況に「人間の体の不思議」に感動し、喜びを感じながら生活できたのはとても貴重な経験でした。

 よくよく考えれば、私の人生、不本意なことも多い人生です。でも、不本意なことも「それもよし」と受け入れ、「それをも愛する」ような人生、前向きにいきたいと思います。