40代直腸疾患(GIST-稀少がん)の超低位前方切除、一時人工肛門、人工肛門閉鎖後の排便障害を中心とするブログ

GISTとよばれる稀少がんを直腸に患った40代イクメンの稀少がん治療や育児や趣味を綴るもの

人工肛門閉鎖手術退院後、創感染で再入院

 さて、前回のブログで人工肛門閉鎖術について記事を書きましたが、その後トラブルが起こってしまいました。手術前の説明でも聞いていましたが、術後合併症の一つである創感染にかかってしまいました。術前の説明では5%の確率で起こるということで、「それほど驚くことでもないのかなぁ」という思いです。

 

↓前回の日記

mainichidaikichi.hatenadiary.jp

 

 1/30(水)に人工肛門閉鎖術の入院から退院しましたが、翌日の1/31(木)午後から40℃近くの高熱が出てしまい、我慢していましたが、2/1(金)になりお腹の手術傷部に痛みも出てきて、2/2(土)になっても収まらないため、病院に電話をして診てもらうことに。

 採血・CTの結果、創感染(手術傷が感染)ということで、炎症を示すCRPという数値が20を超える状態で、かなり良くないとのこと。当直のドクターから「どうせ処置は月曜日にならないとできないだろうから、月曜日になるまで抗生剤を自宅で飲む?それとも入院して点滴生活にする?」と聞かれましたが、どちらにしても排便障害がきついため、退院後の1週間は会社を休もうと考えていましたので、自宅療養より安心な入院を選ぶことにしました。

 そして入院後にラッキーなことが!その日は休日にもかかわらず、大腸外科のドクターが1人勉強会参加のために病院に来られていたのでした。その先生がその日のうちに傷口を切開してくれて、膿を出してくれるという処置をしてくださいました。処置後には、傷の痛みはほとんどなくなり、楽になったのでした。

 その後は毎日2回の抗生剤点滴と1回のガーゼ交換をするだけの生活になりました。食事制限もなし。楽な入院生活のはずでした・・・。

 排便障害がとにかくきつく、1日に30回以上はトイレに駆け込む生活をしていました。たいていはトイレに入る前に漏らしているのですが…。パットの上にティッシュを敷いてパットが汚れなければラッキー、パットが汚れてしまうと都度パットを変えないといけないので、経済的にも痛かったです。

 

 2/7(木)に抗生剤の点滴が終わったため、シャワー浴が認められ、入院から1週間後の2/9(土)に無事退院できました。

 

 退院後も用心して2週間後の外来診察で許可を受けるまでの間はシャワー浴で済ませ、外来診察で許可が出たのちに晴れて入浴できるようになりました。