40代直腸疾患(GIST-稀少がん)の超低位前方切除、一時人工肛門、人工肛門閉鎖後の排便障害を中心とするブログ

GISTとよばれる稀少がんを直腸に患った40代イクメンの稀少がん治療や育児や趣味を綴るもの

直腸GIST-私のネオアジュバントは不発

7/20 ネオアジュバント開始後2回目(ネオアジュバント開始後4ヶ月後)のCT検査を受けてきました。

結果は、腫瘍サイズは縮小せず、残念な結果となりました。

1回目のCT検査(ネオアジュバント開始後1.5ヶ月)の際、 約10%縮小しており、その後の排便痛も改善されていたため、今回も腫瘍縮小を期待していたのですが、残念でした。
うーん。残念という一言では片付けられないです。虚しさというか悲しさというか、なんとも言えない虚脱感に襲われました。

ちょうどその翌日はGIST専門医を招いての地方勉強会ということで、その資料の中に下記のようなものがありました。
・腫瘍が完全に消失、もしくは大きさの和が30%以上縮小・・・45〜60.7%
・上記に、腫瘍の大きさが変化しない状態を加えたもの ・・・70〜90%

ということで、45〜60.7%には入れなかったということです。まあ、確率半分なので、「大きな効果が出なくてもそんなに驚くことでもないか」といったところです。

勉強会の後の専門医との個別相談でも、「そんなに縮小しないケースって多くあって、そんなもんだよ。もしかしたら、腫瘍が大きくなるスピードも遅いタイプかもしれない」と言って頂き、とても救われました。

ネット上で論文などをみていると、腫瘍が縮小したケースを多々みるので、大いに期待したのですが、論文に掲載するものは多くがうまくいったものをアピールするものでしょうから、それに期待を寄せ過ぎたのも賢明でなかった気がします。

実は5月以降、強烈なストレスを感じなくなったためか、便秘などなく便通が良かったとも感じていたため、それで排便痛が和らいでいたようです。

ということで、腫瘍がこれ以上小さくならないということであれば、早速手術に向けての検査などが始まっていきます。
8月にはまずはMRI検査を受け、その後おそらく手術について説明を受けるものと思います。

「やっぱりストーマ、それもダブルストーマ人工肛門人工膀胱)も避けられそうにないなぁ。」と思っていますが、昨日の勉強会でも先輩患者にもアドバイスを受けた通り、「腫瘍を確実に摘出してもらうこと」だけを考え、専門医からもアドバイス頂いたとおり、セカンドオピニオン、サードオピニオンを受けながら、最善の手術を受けられるように頑張りたいと思います。