40代直腸疾患(GIST-稀少がん)の超低位前方切除、一時人工肛門、人工肛門閉鎖後の排便障害を中心とするブログ

GISTとよばれる稀少がんを直腸に患った40代イクメンの稀少がん治療や育児や趣味を綴るもの

がん(直腸GIST)発覚前よりも充実した週末

 今週末は自分なりにとても充実した週末でした。

 

 土曜日は、朝4:00に起きてネットサーフィンおよびブログ作り。妻や娘たちが起きた後は、家族とのんびり過ごし、その後、昼食の買い出しと昼食作り。じっくり手をかけたクリームボロネーゼパスタを家族に振舞いました。

 

 午後は娘のジュニアスイミングの同行、その後夕食の買い出し。そして娘とアボカド海鮮丼作りに挑戦。上手に作れて父娘ともども大満足です。

 この日は、1歳の娘ともゆっくり遊ぶことができ、「高い高い」を何度もせがまれ、40回以上はしたでしょうか。5歳の娘も「私も!」とせがんでくるので、これまた20回くらい「高い高い」したと思います。5歳の娘は既に20kg近くあるため、最後は十分腕を上げきれませんでした…。直腸GIST発覚後、「妊婦のような生活」と体に負担をかけない生活を心がけていましたので、筋力はかなり衰えている気がします。

 

 日曜日は、前日の筋肉痛が若干残る中、夜中目が覚めサッカーW杯を観戦。二度寝後、朝食。しばらくゆっくりした後、弁当作り(弁当と言っても大したものではなく、弁当一面をオムライスで埋め尽くした「男弁当」)、10時過ぎから家族と買い物に出かけ、その後大きめの公園で弁当を食べ、子どもと一緒に遊んできました。

 帰宅後は、父娘であずきシェイクつくり。入浴後、娘と焼きうどん作りに挑戦。

 

非常に心地よい疲れです。

 

 GIST発覚前は、こんなに充実した週末を過ごすことは滅多にありませんでした。だらだら休息をとる週末が多く、土日のどちらかは必ず3時間クラスの昼寝をしていました。結果、生活リズムが壊れ、日曜日の夜は遅くまで眠れずに月曜日の出勤がしんどいという・・・。

 

 今日は、早めに夕食も食べ、グリベックも18時前に飲んだので、21時前には就寝できることでしょう(本当はすぐにでも眠れるのですが、グリベック服用後、胃の負担を少なくするため、少なくとも2時間は就寝しないように決めています)。

 

 もしかしたら、焦って無理をしているのかもしれません。まるで、短い夏を精一杯謳歌する蝉のように。

 でも、 以前の週末に比べると、最近の週末の方が断然楽しいし、満足感があるのです。

 

 予後はどうなるかわかりません。

 予後がよければ、むしろGISTを罹患したことによって 日々愉しい生活を送ることだけを考えて生活できるようになって良かったと後々思える日がくる気がします。

 たとえ、予後が悪かったとしても、娘たちが小さいこの貴重な時期に「子どもたちと一緒に過ごす週末の幸せ」を感じながら生きたこの時間は決して色あせることはないと思えるのです。