40代直腸疾患(GIST-稀少がん)の超低位前方切除、一時人工肛門、人工肛門閉鎖後の排便障害を中心とするブログ

GISTとよばれる稀少がんを直腸に患った40代イクメンの稀少がん治療や育児や趣味を綴るもの

チャレンジ-飲み会で午前様

「チャレンジ雑記」と名乗りながら、たいしたチャレンジをしていない…。焦ってます。
「なんでもいいんだけど、なにかないかなぁ。」と考えていたところ、「そういえば、こないだ久しぶりに遅くまで外で飲んだなあ」ということで、記事に残しておきたいと思います(こんな内容で記事になるのかなぁ?)。

なぞの慣習

 時は6月某週末金曜日。会社の所属部署で年に一度開催される40歳以上社員限定の飲み会。この飲み会は、「0時を過ぎるまで家に帰ってはいけない」というルール付きの飲み会で、40歳でデビュー(デビュー年は会費なし)、そして41歳の社員が幹事となる飲み会。今年41歳になる社員は私だけなので、私が幹事となる。GIST発覚後、会社の飲み会は断っていましたが、昨年無料で散々お世話になったし、今回だけは断りにくい…。
 私の病気のことを知る先輩からは「大丈夫か?無理しなくていい。俺が変わろうか?」と言ってもらいましたが、私の病気を知る上司や先輩にまだまだ元気であることを伝えたいので、喜んで幹事を引き受けることに。

1次会はほどほどにアルコールを

 1次会は、一般の居酒屋に比べるとちょっとだけ高級感のある宴会向けの居酒屋を予約。とにかくこの飲み会は「1次会・2次会でいかに時間を使うか」が大きなキーとなる。早めに1次会が終わってしまうとその後が長くなり、0時を回るころにはとんでもない出費となってしまう。ということで、店に無理を言って2時間コースで3時間楽しませてもらうことに。
 店は…、2年ぶりに行ったんですが、ずいぶん様子が変わっていました。接客のほとんどが留学生になっていました。最近はどこの店に行っても留学生アルバイトが増えてきました。以前は気の利く店員が多かっただけに、ちょっと残念でした。留学生、まじめなんだけど、接客が一辺倒なんですね。主賓のスピーチ中にラストオーダーとりにきたり…。これで「接客」と言えるんだったら、「そのうち、接客業はすべてロボットの仕事になるんだろうなぁ」と。
 せっかくの飲み放題だったんですが、アルコールは控えめにしました。生中1杯、ワイン1杯、午後ティーハイ1杯だけで、我慢しました。すごく損した気分です。今後プライベートでは飲み放題はやめときます。しかし、午後ティーハイは初めての経験でしたが、なかなかおいしく、良い発見ができました。
 そして、1次会での最大のイベントはグリベック抗がん剤)を飲むこと。焼きおにぎりを食べた後、しっかり飲みました。

2次会では「無」になる時間が。

 2次会は、カラオケのあるスナックへ。私の場合、グリベックを飲むとその2時間後くらいに睡魔に襲われます。それでなくても、普段はウチでもう寝ている時間。2次会では寝てはいませんが、水を飲みながら無になりつつ2時間過ごしました。まあ、お酒のことは店の女性がやってくれるし、みんなはカラオケで盛り上がってくれてるし、幹事は楽ができます。

3次会は友人に紹介してもらった店に

 3次会は友人に紹介してもらったラウンジに、当分こんな店には来ることもないし、最後は自分の行きたかった店でまったりと。そして時刻は0:30に。無事にお役目を果たすことができました。

結果

 ネオアジュバント中でも、遅くまでの飲み会に付き合うことは十分可能

直腸GISTになってからの変化

 今回、今までにはなかったことですが、どの店でも「トイレ」が気になりました。今回訪れた店は全てトイレが1つしかありませんでした。そして、飲み会になると男でもトイレが長くなってしまう人がいることを考えると、「もしも肛門温存が可能であった場合には、頻便に苦しむことになるし、なかなかこういうお店にいける機会は少なるなるんだろうなぁ」と思い、少し複雑な思いでした。